米任天堂、Nintendo Switch 2専用の任天堂タイトルの“ダウンロード版価格引き下げ”を発表。日本と同じく1000円くらいお安く

米任天堂は3月26日、米国でのNintendo Switch 2専用の任天堂タイトルのダウンロード版の価格を、パッケージ版の価格よりも引き下げることを告知した。

米任天堂は3月26日、米国でのNintendo Switch 2専用タイトルの価格設定について発表。今後の任天堂タイトルのダウンロード版の価格を、パッケージ版の価格よりも引き下げることを告知した。日本においてはすでにダウンロード版の方がパッケージ版よりも低めの価格が設定されており、今後は米国でも同様の価格設定がおこなわれるようだ。

今回の米任天堂の発表によると、今後米国ではNintendo Switch 2専用の任天堂の新作タイトルはダウンロード版がパッケージ版とは異なる希望小売価格になるとのこと。5月21日に発売される『ヨッシーとフカシギの図鑑』の予約受付開始を皮切りに、新たな価格設定が適用されるようだ。実際に同作の価格を見てみると、パッケージ版は69.99ドルであるのに対し、ダウンロード版は59.99ドル。ダウンロード版は10ドルお安くなっているわけだ。

これまで米国では『マリオカート ワールド』『ドンキーコング バナンザ』『カービィのエアライダー』などNintendo Switch 2専用タイトルでもNintendo Switchタイトルに引き続き、それぞれのパッケージ版とダウンロード版の希望小売価格が統一されていた。価格自体はタイトルごとに異なるものの、パッケージ版とダウンロード版では価格は同じだったわけだ。今後もタイトルによって基準となるパッケージ版の価格自体は変動するとみられるが、ダウンロード版がパッケージ版より10ドル安い価格設定で統一されていくのかもしれない。

対して日本では、Nintendo Switch 2のローンチタイトルであった『マリオカート ワールド』からすでにダウンロード版がパッケージ版よりも1000円安い価格設定となっていた。その後のNintendo Switch 2専用タイトルも同様であり、『ヨッシーとフカシギの図鑑』でもダウンロード版は6980円で、パッケージ版は7980円となる(いずれも税込)。いわば米国でも日本と同様の価格設定が導入される格好だ。

米任天堂は今回の変更について、パッケージ版とダウンロード版それぞれの形式の製造および流通に伴う異なるコストを反映したものであると説明。プレイヤーに任天堂のゲームをどのように購入し、遊ぶかについて、より多くの選択肢を提供するための変更だと伝えている。

Nintendo Switch 2タイトルのパッケージ版では、従来のゲームカードに加えて、ソフトを起動するための“キー(鍵)”のみが保存されたキーカードが導入された。メーカーにとってはゲームカードよりも製造コストが抑えられるメリットがあるとみられるほか、データをゲームカードではなく内部ストレージから読み込めることによる読み込み速度の差など技術的な理由からも採用される例もある(関連記事)。

一方で任天堂のNintendo Switch 2専用タイトルは現状ではほぼすべてキーカードではなくゲームカードが採用されている。また株式会社ポケモンから発売されたキーカード方式が採用されている『ぽこ あ ポケモン』ではパッケージ版とダウンロード版の価格は日本国内でも同一となっている。そのためこれまでにも、ゲームカードを用いるパッケージ版とキーカード/ダウンロード版の製造・流通コストの差が価格設定に影響していた可能性がうかがえる。

いずれにせよ、このたびは米国でも任天堂タイトルのパッケージ版とダウンロード版の価格に差が設けられることとなった。なお任天堂以外のタイトルではパッケージ版とダウンロード版の価格に差を設けるかどうかはメーカー次第であり、ゲームカードを採用するタイトルでもパッケージ版とダウンロード版で同一価格の作品はある。今回の任天堂の決定が、今後各社のNintendo Switch 2専用タイトルの価格設定に影響を与えるかどうかも注目されるところだろう。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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